出張料理の宴:中華房 希彩 × ドメーヌ・スリエ
2026.07 / SHIOJIRI WINE & MODERN CHINESE
塩尻のテロワールと、情熱が響き合う夜
地元の荒廃農地を再生させ、ワインに関わるすべての人を笑顔(スリエ)に。そんな熱い想いをもつ塩尻のワイナリー「ドメーヌ・スリエ」様と、中華房 希彩による特別な出張料理・コラボレーションディナーが実現いたしました。
丹精込めて醸されたワインの個性に合わせ、希彩が一皿ずつ仕立てた完全オーダーメイドのモダン中華。目の前で切り出すローストチキンや、香りを重ねたお料理。塩尻という豊かな土地への感謝を詰め込んだ、至高のマリアージュの記録です。
一夜限りのマリアージュ・ストーリー
4日間氷温熟成「加藤の鯉」の細造り
じっくりと氷温熟成させ、ねっとりと旨味を濃縮させた信州・辰野の「加藤の鯉」を使用。
特製葱油、濃厚な自家製芝麻醤(チーマージャン)、そして直前に刻むフレッシュな青山椒という“3つの異なる香りのアプローチ”を施しました。ソーヴィニヨン・ブランが持つ煌めくボディと爽やかなハーブ感が、鯉の繊細な旨味と見事に共鳴し、爽快な幕開けを飾ります。
信州長芋のすり流しと野沢菜紹興酒漬けの水餃子
日本中国料理協会長野県支部のコンクールにて、金賞をいただいた料理を今回のワインに合わせてセルフオマージュした一皿。
皮には蕎麦粉と長芋を練り込み、水の代わりに蕎麦茶を使用。自家製野沢菜の紹興酒漬けと黒舞茸の餡を包みました。長芋の優しいすり流しスープと、信州を代表するぶどう品種「龍眼」の高貴で繊細な風味が、これ以上ない地元の調和を見せます。
鯉の唐揚げ 熟成黒酢餡掛け 〜受け継がれる伝統〜
店主の修業先であり「信州の名工」を受賞された油家・村田宏和氏の伝統の味を、自らの仕立てで表現したオマージュ料理。鯉に細かく骨切りを施し、ビールの衣で外はカリッと、中はふっくらと揚げ上げました。
10月に収穫された「ピノ・グリ 遅摘み」が持つ、黒糖や杏を思わせる重厚で紹興酒のようなニュアンスに合わせ、中国黒酢(鎮江香酢)のまろやかなコクと中ザラメの深みをまとった特製餡が、熟成された鯉の旨味をとろけるように包み込みます。
ぎたろう軍鶏の中国茶燻製 スモークチキン 北京ダック風
ワインのボディに負けない力強い旨味を持つ、信州の銘地鶏「ぎたろう軍鶏」が主役。
丁寧に中国茶燻製(茶燻)を施した軍鶏を、現地でオーブンをお借りして皮目をバリッとジューシーに焼き上げ、丸嘉小坂漆器店様の美しい漆器「月ノ輪」に盛り付けました。地元産リンゴの極細切り、信州味噌とドメーヌ・スリエのメルロワイン、ブルーベリーをじっくり練り上げた特製甜面醤を、蒸し立て熱々の自家製烤鴨餅(カオヤーピン)で巻いて。海外コンクール初受賞作「メルロ 120」のビロードのようなやさしいタンニン、ベリーの香りと響き合う、極上のメインディッシュです。
紹興酒とダークチョコのテリーヌ & 生クリーム仕立てのバニラアイス
贅沢な余韻を締めくくるのは、濃厚なショコラテリーヌと、ジャックダニエルハニーを効かせたリッチなバニラアイス。香ばしい抜絲(バースー・中華風糸飴)を添えて華やかに。
お酒は、補糖せず発酵の力だけで仕上げた「ブラック・クイーン 甘口」を。ぶどう感たっぷりのやさしい甘さと酸味の絶妙な調和が、紹興酒が香るダークチョコのビターな味わい、そしてウイスキーハニーの風味と完璧にとろけ合います。
出張料理・オーダーメイドコースのご相談
中華房 希彩では、店舗での営業のほか、ワイナリー様や各種イベント会場、特別な記念日のための「出張料理(ケータリング)」も承っております。お酒のラインナップやゲストの好みに合わせた、世界に一つだけの特別なコースを仕立てます。
ご予算や人数、機材環境など、どうぞお気軽に公式LINEやお電話にてご相談ください。